将来をみつめる vol,1

皆さん、こんにちは。匠高等学院の片山です。今回から皆さんと一緒に将来について考えたいと思います。「将来って大切だけどよくわからない。自分が何になりたいのか。何に向いているのか。」とか「好きなことを仕事にできたらって思うけど、どんな仕事があるのかわからない。」などの声をよく聞きます。そこで「こんなことが好きならばどんな仕事がある」ということや「その仕事に就くためにはどうすればよいのか」などを数回に渡って紹介していきたいと思います。
私たちは皆さんが匠高等学院で過ごす3年間の中で、様々なものや人に出会い、たくさんの考え方に触れることによって人として大きく成長していくことを大切にしています。だからこそ、将来について考える機会をたくさん作ることは私たちの役目になります。このコーナーが少しでも皆さんの将来の参考になったり、興味を持つきっかけになればと思います。また、こういうことについて触れて欲しいということがあれば、お気軽に片山まで言って下さい。お待ちしております。
第1回目は「動物について」取り上げたいと思います。動物が好きというと「トリマー」「獣医師」「ペットショップの店員」などが思い浮かぶと思いますが、それ以外にもまだまだ多くの仕事があります。下記に職業名等をまとめます。是非、参考にして下さい。

1 動物園の飼育係 動物の世話だけでなく、研究やお客様への配慮までやることは多岐にわたる。飼育技師という資格を取得して一人前。
2 犬の訓練士 犬の調教を行うが、その内容は多岐にわたる。警察犬、麻薬探知犬、盲導犬など。どの訓練士になるかによってもなり方が異なる知識だけでなく、体力・忍耐力も必要な仕事。
3 ブリーダー 犬などを計画的に繁殖させて血統の良い子犬を売買して生計を立てる。しかし、設備等の資金や動物相手のため、休みが取れないなど、仕事としては過酷な部分も多い。
4 ペットシッター 飼い主がいない時に飼い主の自宅で世話をする。ペットにとってはいつもと同じ場所ということでストレスがかからないと注目を集めている仕事。特に必要な資格はない。
5 アニマルセラピスト 動物を使って自閉症や認知症の方のリハビリやリラクゼーションに役立てる。ただし、まだまだ日本ではボランティアが中心なので他の職業に就き、役立てることになる。
6 獣医師 動物の治療や予防接種など動物専門の医師。大学で獣医学を学び、資格を取り、獣医師試験に合格した者だけがなれる狭き門。ペットの需要が伸びているので、より必要な仕事になる。